以前「床引きデッドリフトの6つの効果と腰痛にならない正しいやり方」の記事では
- 床引きデッドリフトの効果
- 鍛えられる背中の筋肉部位
- 床引きデッドリフトの正しいやり方
- 床引きデッドリフトの注意点
について解説しました。
ある程度デッドリフトのフォームに慣れてきても、他の背中のメニューと比べて扱う重さが重くなるので
デッドリフト、何キロやればいいんだろう
— まっするおにいさんぽ (@thrower707) September 15, 2019
太腿周り、が63センチにUP!!
最近内腿が擦れるなぁと思ってたら、、どーりでww
スクワット、デッドリフトの成果ですな( ̄▽ ̄)
ウェイトをやり始めて思うことは、一体体重を何キロまで増やすかということ。
実際増え続けている訳だが、、どこかでセーブせねばならないのは確か…— prisdcangoxina (@prisdcangoxina) June 20, 2013
ジムでパーソナルトレーナーと一緒にフォームや鍛え方、重量設定のアドバイスを受けてる人なら問題ありません。ですが、一人で黙々と頑張ってトレーニングをしている男性に1つの指標として比較したいのが、「統計情報」。
この記事では、海外フィットネスサイト「STRENGTH LEVEL」を使った
- 体重別デッドリフトの平均重量
- 普段のデッドリフトの重さやRep数(回数)からマックス重量を自動計算
これらデッドリフトの平均になる指標や、重量設定の目安を知るための方法を解説します。このサイトの使い方を知ることで、デッドリフトだけでなく他の筋トレ種目にも応用できます。
Contents
デッドリフトのマックス重量設定を海外サイト「STRENGTH LEVEL」で調べる
上記の画像がURLから入った「STRENGTH LEVEL」のトップページになります。
このサイトの特徴は、多くのトレーニング種目の統計から導き出されたデータを参考にすることで、ご自身のトレーニングレベルや持ち上げるダンベルの平均重量を把握することができます。それぞれ重要な所を色付けをして枠で囲ってみました。
CALCULATOR(緑枠):ご自身の詳細データに基づいたトレーニングレベル
STANDARDS(黄色枠):対象種目の1RM(1回挙上できるMAX重量)の平均値
TRAINING LOG(青枠):トレーニングの履歴を残すことができる機能
それでは実際デッドリフトでの使い方を解説します。
デッドリフトマックス重量平均(1RM)の測り方3ステップ
STANDARDSをクリックすると「By Exercise」とあり、左上から「Bench Press(ベンチプレス)」「Squat(スクワット)」その次が「Deadlift」になります。種目名の下にある「5872000 lifts」とあるのは根拠となっているデータの数を示しています。
- まずは、赤枠の性別【男性、女性】かを選んでください。
- 次に青枠は重量の単位になります。日本人の方であれば単位は「kg」をの方が馴染みがありますよね。
- その右横「None」は年齢になります。14-17、18-23、24-39、40-49…というようにある程度の範囲内で分類されていますので該当する年齢を選んでください。
「Bodyweight」はご自身の体重です。そこから右に移動し「Beginner」「Novice」「Intermediate」「Advanced」「Elite」とありますね、これがトレーニング熟練度レベルを表記しています。
サイト内にトレーニングレベルの明確な定義はありませんが
「Novice」:初級者、トレーニング期間〜1年
「Intermediate」:中級者、トレーニング期間1〜3年
「Advanced」:上級者、3〜5年
「Elite」:エリート、トレーニング期間5年〜
トレーニング熟練度の範囲内はこのような認識になります。
また、この表に体重と自分の扱える重量を当てはめ逆算することで自分が現在どの程度のレベルなのかについても調べることができます。
(例)40代男性(体重70kg)デッドリフトのMAX重量が130kgの場合のレベル
今回は執筆者である私のデータを参考に見ていこうと思います。
- 「Apply age bonus(年齢)」は40-49歳の範囲に当てはまります。
- また、男性なので「Male」を選択します。
- Bodyweight70kgから扱う重量のマックス重量を追っていきます。
- 1回だけ挙げれる重量が130㎏なのでそれに近い交差している数値を見ると「Intermediate」つまり「中級者、トレーニング期間1〜3年」に該当します。
次に「CALCULATOR」というボタンがあります。
これは、赤で囲われた計算ツールにご自身のデータ(性別、年齢、体重、使用する器具、トレーニング種目、扱う重量、レップ数)の数字を記入することで下の画像のように、選択したトレーニング種目における自分のレベルや推定される1RM(1回挙上できるマックス重量)を予想するのに良いですね。
ですので、「CALCULATOR」では普段のトレーニング重量や回数を入力することで「1回挙上できるマックス重量」を予想することができます。
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(例)男性デッドリフト100kg挙げる人のトレーニングレベル
例えば体重50kgの人の場合は、中級者から上級者の期間の間に100kgが通過点となります。一方体重が重い人ほど初心者でもパワーがある傾向があるので、体重95kgの場合初心者でも100kg挙げれるという統計になっています。
尚、これらの記録はあくまでも統計値なので、トレーニング頻度や回数、栄養摂取の仕方によってトレーニングレベルは変わってきます。
女性のデッドリフトの平均重量【体重・年齢値別】
引用:e-State
次に女性のデッドリフトの平均重量【体重・年齢値別】を見ていきましょう。政府統計の総合サイトe-Stateを使えば年齢における平均体重がわかります。
- 20代の平均体重:49.9kg
- 30代の平均体重:54.4kg
- 40代の平均体重:55.8kg
次にその数値を「STRENGTH LEVEL」に当てはめれば女性のデッドリフトの平均重量【体重・年齢値別】がすぐに知ることができます。
女性の場合、体重が男性と同じでも筋肉量が少ないので、体重や経験が男性と同じでも扱う重量は低くなります。
女性の体重・経験値別の平均重量についても見ていきましょう。表の見方は先ほどと同様、体重50kgの初心者の方であれば31kgが平均重量となります。女性の場合は筋肉量が男性と比べて少ないので、同じ体重同じ経験値だとしても当然扱える重量は低くなります。
デッドリフト マックス重量が伸びないときは詳細データに基に次のステップへ
デッドリフトのマックス重量が伸びないときは「CALAULATOR」をクリックして【詳細データ】を入力することで、より正確な統計値を出すことができます。ここでは、下記のデータを入力することで自動計算して1RMを導き出してくれます。
【記入データ】
Gender/Age:性別と年齢層 40歳
Bodyweight:体重 72kg
Exercise type:バーベルを選択
Exercise:種目名デッドリフトを選択
Liftl:扱う重量:100kg
Repetition:繰り返し可能な回数 10回
(例)男性40歳、体重72kgの方がバーベルデッドリフトを100kgで10回できる場合を入力します。
赤で囲われた項目にご自身のデータを記入することで下の画像のように自動計算されます。ご自身のレベルや推定される1RM(1回挙上できる重量)を知ることができます。
5段階評価なので星の数がトレーニング熟練度のレベルを表しています。右に表示されている表では137の数字が黄色くなっています。
つまり100kgで10回のデッドリフトができる人のマックス重量(1RM)は133.3kgであることがここでわかります!ですので、もし、デッドリフトの重量をが伸びないときは客観的な数値を元に重量設定をしてみてみてください。
デッドリフト重量アップの為の最適なレップ数・セット数
1回で挙げれるマックス重量が100%133.3kgになるので、筋力アップ+筋肥大を目的とした場合は、扱う重量を77%~67%に下げてトレーニングすると目的になった重量設定でトレーニングができることになります。
また、ボディメイクや筋力アップよりも「疲れにくい体づくり」を目指しているのであれば、筋持久力の向上を目指した低重量・高回数で重量を調整してください。
トレーニングのセット数は2~3セットを目安に行ってください。
トレーニングログ:履歴機能を活用
登録が必要になりますが、トレーニングの内容を記録をしていくことで、上の写真のように種目別のレベルを一覧で確認できるので、得意な種目や苦手な種目がすぐに星の数で把握できます。
登録は無料で「CALCULATOR」の記録を履歴として記録できます。こういうトレーニングのデータ記録はその都度おこなうのは少し面倒かもしれませんが、視覚化やグラフがあると一目でトレーニングの振り返りや、方向性を確認できるので便利です。
まとめ
「デッドリフト|マックス重量の平均を5分以内に算出する方法を解説」の記事はいかがだったでしょうか?
復習もかねて海外フィットネスサイト「STRENGTH LEVEL」は
- 1回挙上できるマックス重量の平均値
- 詳細データに基づいたトレーニングレベル
- トレーニングの履歴機能
また、1RMであるマックス重量が把握できると、トレーニングの目的(筋力アップ、筋肥大と筋力アップ、筋持久力の向上)によって重量調整に目安になります。
こういったサイトは、パーソナルトレーニングを受けている方には必要ありません。トレーナーと二人三脚で負荷を高めたトレーニングを継続していくのがベストです。
ですが、一人で寡黙にトレーニングしている方は、ピッタリな数値でなくても、ある程度統計に基づいたデータがあった方がトレーニングが捗ります。
この記事が筋トレ初心者の皆さまのお役に立てれると嬉しいです。
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